オフィスで仕事をしていると、営業の電話が来ます。
スタッフには、営業の電話の場合、断るように伝えています。
「お忙しいところ申し訳ありません。」
「社長様はいらっしゃいますか?」
「初めてお電話を差し上げます」
この手の話し方は、営業の電話なのですぐに分かりますね。
まれに、
「○○の件なのですが、○○さんいますか」というトークをされると
スタッフも判断できないので、私に引き継がれます。
私も営業の電話と分かるとすぐに断ります。
まれに、ついつい話をしてしまうことがあります。
よ~く分析すると、電話越しのアポインターの話し方は
次の項目に当てはまっていました。
・オープンクエスチョンで質問をしてくる
・ちょうどこちらが探していた情報を提供してくれる
・一方的に話してこない
・いきなりアポイントの日時を決めに来ない
アポイントを取るのがテレアポの仕事とはいえ、
初めて電話する相手に、アポイントの日程を取り付けるのは
至難の業ですね。
街角ではじめて会った女性に、お茶をする約束をするのと同じくらい
難易度の高いお仕事です。
そういえば、私も20年ほどまえ、大手通信会社で
テレアポのアルバイトをしたことがあります。
たいてい、すぐに電話を切られます。
はじめのうちは、1日200コールしても
まったくダメでした(><)
どうやって社長さんにつないでもらうか?
つないでもらったあと、どのようなトークをするか?
を何度もロールプレイングさせられたのを覚えています。
ただし、
丸暗記でトークスクリプトを覚えて実践するのと
相手の心理と話し方の理論をしったうえで、
トークスクリプトを覚え実践するのでは
大きな違いがあります。
自分の力になるか、その場限りかの違いです。
前者であれば、今、目の前にある仕事にしか使えません。
後者であれば、仕事が変わっても応用できます。
最近、読んだ本にこの「相手の心理」と「話し方の理論」が
書かれていました。
20年前のあのころ、この本に出会っていれば、
バシバシとアポを取れ、時給も上がり、給料も増えていたことでしょう(><)
テレアポ営業の仕事をしている人には、特におすすめです!
以下の章はぜひ読んでみてください。
第5章 人見知りでも大丈夫!電話アポイントの極意
・個人向けの電話アポイントの基本
・法人向けの電話アポイントの基本
・アポイントの心構えとは?