新聞を読んでいたら、「親」という漢字が目に飛び込んできた。
じっと見ているうちに、いろんな思い出がよみがえってきた。
小学校のとき、高校のとき、大学のとき、社会人になっても
常に、親から心配されていた。(今も)
また、自分が子どもだったときは元気だった両親も最近は、
テレビの音量が大きくなったり、「膝が痛い」など
年齢からくる症状を耳にする。
結婚する前までは静かな家族だったが、今は、結婚して
子供ができ、孫の話題で両親もよくしゃべるようになった(^^)
先日、私が初めてテレビにでたときも、
珍しく親から電話がかかってきて「良かったよ!」と
褒めてくれた。
褒めてもらったのは数十年ぶりだったので、本当に嬉しかった。
そういえば、
「木のかげに隠れて立って、子どもの成長を見守る」のが
「親」と習った気がする。うちの親もそのとおりだった。
最近は、「木の上に立って、子どもや学校を監視している」
「親」もいるようだが。
今では、私も3人の子どもの親となり、子どもに背中を見られる
立場になっていることを実感している。
「木のかげに隠れて立って、子どもの成長を見守る」ようにしたいが、
たまに木の上に立ってしまう自分もいることに気づく。
この漢字、どういう想いがよみがえりますか?